症状別お悩み相談
「子供の歯について」

子どものための虫歯予防☑︎
初めて歯が生えた頃の赤ちゃんから、乳歯が生えそろうにつれてお口の中の状況と食事が変化し、虫歯になりやすい場所も変わります。
それぞれの段階に合わせたポイントを押さえてメンテナンスし、ご家庭でのお口のお掃除もアドバイスします。
0~2歳頃:おっぱいを飲んでいる時期
おっぱいや哺乳びんの当たる上あごの前歯の裏に注意して下さい。
3~5歳頃:乳歯の奥歯が生えてきた時期
奥歯の溝や歯と歯の間に汚れが溜まりやすいので注意して下さい。乳歯の奥歯は歯の頭に対して根元がくびれているため、歯間部に汚れが溜まりやすいです。
6歳頃:6歳臼歯が生えてくる時期
生えかけの6歳臼歯は、歯の溝が深く、歯ぐきに半分隠れていたり、歯の背も低かったり、さらにいちばん奥にあるため歯ブラシが届きにくいです。永久歯の中で1番最初に生えてくるため虫歯にしてしまう方が多いです。
7歳頃:永久歯に生え替わり始める時期・生えかわりチェックしましょう
7歳頃になると、あごの骨の中で永久歯ができ、生え始めたり、生える準備が整ってきます。この年齢でパノラマレントゲンを撮ることで
・将来どんな歯がどのように生えてくるか
・過剰歯の有無(歯が多い、30人に1人ほど)
・先天性欠如歯の有無(永久歯が足りない、10人に1人ほど)
などが見つかります。
早期発見で歯並びや咬み合わせを守ることのできる場合も多いので、当院ではこの時期のパノラマレントゲン撮影をおすすめしています。